キャビテーションとラジオ波の違い|脂肪分解か老廃物の排出か
最近のエステで主流になっている、キャビテーションとラジオ波。
いったいどっちが何に効果があるのか気になりますよね。
キャビテーションとラジオ派は1回の施術で同時に使われることも多い技術です。
似たような効果はありますが、性質が違うので併用が可能です。
キャビテーションは「切らない脂肪吸引」と呼ばれていて、脂肪分解効果も。
キャビテーションという言葉は物理現象の呼び方で、空洞現象とも呼ばれています。
液体の流れの中で圧力差によって泡の発生の消滅が起こる物理現象のことを言います。
エステや医療機関で行われているキャビテーションとは、
この気泡の破壊の衝撃によって脂肪の燃焼を促進する痩身方法のことです。
この超音波を肌に当てると、1秒間に28,000〜40,000回の振動が起こります。
この振動によって脂肪細胞とその間質液に気泡が発生して消滅するのですが、
この発生と消滅が非常に早い速さで繰り返されます。
この泡と泡とに起こる圧力差がうまれてキャビテーションが(空洞現象)起こります。
この圧力に耐えられなかった泡が破裂し、破裂の振動波で脂肪細胞が効率よく燃焼される仕組みです。
一方、ラジオ波は体を温めて、代謝を活発にする方法です。
ラシオ波は無線連絡に使われる電波ですが、この電波を利用して
体の中の水分を振動させて熱を作りだすことができます。
このラジオ波が生み出す振動で脂肪が溶け、新陳代謝が活発になります。
脂肪が気になるところに当てることで、部分痩せも可能なのが嬉しいですね^^
ラジオ波は「痩せる」というよりは「温める」効果の方が強いです。
中性脂肪を液状化してセルライトを分解する効果もあります。
結局、キャビテーションもラジオ波も痩身方法の種類ではあるのですが、
脂肪分解がメインなのがキャビテーション。
体温を上げて代謝をアップさせるのがラジオ波という感じでしょうか。
ラジオ波だけのエステも多いですが、ラジオ波は主に細胞を温める効果が高いので、
キャビテーションの前にラジオ波を当てて脂肪を温かく、柔らかくしてから
キャビテーションを行うエステサロンも多いですね。
その逆で、キャビテーションを行ってからラジオ波を当てるところもあります。
キャビテーションは脂肪を溶かすことができるが排出はできず、
ラジオ波は脂肪をなくすのは難しいけれど老廃物を排出させるので、
キャビテーションで脂肪を溶かし、ラジオ波で排出させる方法を取るエステもあります。
どうせなら、どちらかだけのエステより、
キャビテーションとラジオ波の両方を施術してくれるエステの方がおすすめですね。